社会貢献活動Social Contributions
コンプライアンスの強化
有明商事は海砂の区域外採取、時間外採取等を厳しく管理するため、
平成10年よりGPSによる管理システムを採用しています。
平成13年頃からは長崎県主導によるGPS記録の提出、ポンプの稼働記録の提出が施行されましたが紙ベースでの管理、機器トラブル等が発生するため、平成23年より報告内容のバックアップの為に専用ソフトの開発に着手。平成25年には「砂利採取船 運航管理システム」が完成しました。作業区域への入出時間やポンプの稼働時間、船舶の航跡、海砂の採取量など、必要な情報をいつでも監視できる体制を整えています。
SDGsへの取り組み
有明商事は長崎県のSDGs登録事業者として、
持続可能な社会を実現するための取り組みを行っています。
その活動範囲は、SDGsの16項目、ほぼ全てのテーマに該当しており、ARIAKE&Co.のみならず、長崎県の行政や自治体、企業や銀行の皆様、地域の方と共に持続可能な社会への目標達成へ向かって活動しています。
詳しくは「ARIAKE&Co.のSGDs」をご覧ください。
働き方改革
有明商事では、スタッフの負担軽減や、人員不足、業務の効率化を図るため、
さまざまな働き方改革を実施しています。
実際の船内を疑似体験できる仮想空間での研修や、従来の資格がなくても海砂の荷揚作業ができる装置を搭載することで、船内業務の負担を軽減。安全性の向上と、働く環境の改善を推進しています。
仮想空間内のデジタルツインに、船内画像をリンクすることで、360度、船内と全く同じ画像、映像を見ながら、技術の習得、技能向上のためのOJT研修を行います。また教育機関と連携した職場体験等で、海の仕事への認知を広めるツールや採用資料としても活用する予定です。
採取した海砂を、砂置き場に運ぶ装置のオペレーター不足のため、バックホウ式を採用。船内の海砂をベルトコンベアで運ぶシステムを導入し、荷揚作業の省力化を実現。クレーン資格が不要なので、陸上部門のスタッフでも荷揚作業が可能となり、業務の負担軽減・効率化にも繋がっています。
「Smart Dock」は、陸上から船舶の状態を見守る次世代機関監視システムです。トラブル時の迅速な対応を可能にします。今後、データを蓄積することで、故障を未然に防止、「ダウンタイム(不稼働時間)」や「ライフサイクルコスト」の削減が期待できます。
環境負荷の低減
有明商事では環境負担を提言するために、有効な機器やシステムの導入を進めています。
これにより燃費が向上し、CO2排出量の削減など地球温暖化の対策につながっています。
船舶に海水淡水化装置を設置、稼働することにより、海上で効率的かつ大きな負担なく除塩作業を行うことができます。環境面では、海水を使用することから水資源の保全ができます。また、除塩場への移動がなくなることで燃料の消費が削減され、CO²の排出量も削減できます。大規模災害時の災害支援にも使用でき、水の供給が可能となります。また海上ルートを使った移動や物流は、道路が被害を受けている場合でも、その影響を受けにくい利点があります。
地域貢献活動
ARIAKE&Co.は、長崎県の入り口、小長井町の良さをもっと知ってほしい!という想いがありました。
そこで、SNSで人気の「ときめきフルーツバス停通り」に
「A-KICHI」という地域の方や県外の方の笑顔を作る憩いの場を作りました。
2017年、「ときめきフルーツバス停通り」と名前がつけられたフルーツ型のバス停は、国道に突如現れるかわいいフルーツたちとして、SNSで人気を博しました。そんな小長井町に憩いの場として生まれたのがA-KICHIです。ピザやソフトクリームを楽しみながら、有明海を眺める憩いの場。週末にはフリーマーケットが開催されています。
A-KICHI について、詳しく知りたい人は公式サイトをご覧ください。